最近「Creema(クリーマ)」「minne(ミンネ)」などのハンドメイド系C2Cサイトで、自主制作(オーダーメイド、オリジナル・自主ブランドなど)を装い「中国ノーブランド製品」を高額で転売している出品者が「激増」している事を、皆さんご存じですか???
素敵なハンドメイド商品を見つけた!と思い、ちょっとお高いけど奮発して購入したら、後日送られてきたのは「中国製」のタグが付いた「量産品としか思えない」商品。自分が購入したものに間違いはないんだけど…これってどう見てもただの既製品だよね!?
ネットで調べてみると案の定、自分が購入した商品が、中国ECサイトで普通に流通しているではありませんか!?しかも仕入れ価格は購入価格の1/2~1/3程度…これって素人目に見ても酷いぼったくりでは…!?
さらに荷物について調べてみると、出品者だと思われた配送伝票上の「送り主」はどうやら「ニセ情報」。改めて販売ページを調べましたが、当然の事ながら「出品者の連絡先」はどこにも書いてありません。
…これを「詐欺販売」以外の一体何だと言うのでしょうか???(私の実体験です;)
これは「輸入せどり詐欺(アリエク転売)」という手口で、出品者は購入者から注文を受けると「輸入代理店」経由で海外ECサイトから該当商品を購入(仕入れ)し、日本に到着した荷物をそのまま購入者に「転送」しているのです。※ほかの手口もあります。
単純に、販売者が商品を購入した金額と、購入者に転売した金額との「差額」が販売者の利益となります。
なので詐欺出品者は、多少高額でも買い手がつきやすい「ハンドメイド商品」とその制作者(作家)を装っている、という訳です。
ぼったくりだけでも許し難い行為なのに、既製品を「ハンドメイド」と偽って販売するなど言語道断…!どれだけのいたいげな購入者が、届いた商品を見てショックを受け、返品も叶わず泣かされた事でしょうか…?
マジで許さんぞ!!!(怒)
しかし、これら「アリエク転売」が長年摘発されないどころか、近年激増している現状に様々な理由がある事が分かりました。
そこで、こちらのブログでは「アリエク転売」や「C2Cサイト」の実態を公開し、皆さんに詐欺販売の手口を知って頂く事で、安全にネットショッピングを楽しんでもらいたい!と考えております。
なにはさておき、まずは一番肝心の「アリエク転売」の見分け方!についての記事からご覧ください。
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