そこC2C(個人間取引)サイトですよ!

C2Cサイトの実態

先の記事で「普通の通販サイトと区別しにくいC2C(個人間取引)サイト」があると書きましたが、具体的にどこなのか、またC2C以外でも「アリエク転売」に出くわす可能性が高いサイトやアプリをこちらでご紹介しています。
全て網羅できている訳ではないので(スミマセン)見つけ次第どんどん追記していきたいと思います。
ご利用の際は、怪しい販売者にくれぐれもご用心を!

サイト名称 種別備考
Creema(クリーマ)ハンドメイド系ハンドメイド系老舗C2Cサイト。中国版サイトもある事から近年、越境出品者が非常に多い。「海外」と表示されている作家にご注意。
minne(ミンネ)ハンドメイド系国内最大級のハンドメイド系C2Cサイト。上記とダブル出品しているアリエク犯も多いのでご注意。
つなぐマーケットハンドメイド系わりと新規のハンドメイド系C2Cサイト。商品数がまだ少ないが、すでに怪しい出品者もいるのでご注意。
iichi(いいち)ハンドメイド系手工芸品を中心としたハンドメイド系C2Cサイト。今のところ他サイトに比べて信憑性は高い。
マルシェル by goo食品・ハンドメイド系食品系が中心のC2Cサイト。無在庫販売が許可されていないため、アリエク転売に出くわす危険性は低い。
Esty(エッツィー)ハンドメイド系(海外)米国発のハンドメイド系C2Cサイト。面白い作品もある一方、日本製を騙ったアリエク転売品がゴロゴロしている…。
pinkoi(ピンコイ)オリジナルブランド系台湾発のグローバルC2Cサイト、韓国ものが多い。オリジナルブランド(と正規代理者)のみ販売許可しているが、怪しい出品者も多い。
BOOTH同人系同人系C2Cサイト。アクセサリー類は転売品と思われるものが見受けられる。
PayID(BASE)※スマホアプリBACE(ベイス)系のショップを集めたモールサイト。「特定取引法に基づく表記」欄で「BASE株式会社」の連絡先が表示されている販売者にはご注意。

購入前には「怪しい点」がないか、販売者ページの隅々までチェックしましょう!

●インスタントEC

上とは別に、近年急増しているのが「ネットショップ作成(開業)サービス」を利用した「インスタントEC」と呼ばれるネットショップです。(販売用語では「カートASP」と言います)
いっぱしの企業から個人事業者の「せどりビジネス」まで混在している事と、見栄えの良い「個別ストア」体裁のため、基本ベースは「C2C」だという事が非常に分かりにくくなっています。
(「特定取引法に基づく表記」にしっかり記載があれば「B2C」といった感じです)
ここでは一つ一つのショップは網羅できませんが、これらのネットショップが「アリエク転売」をはじめとする詐欺販売の「新たな土壌」となっている事は確かなので、名の知れたサービスをいくつかご紹介しておきたいと思います。

サービス名称 備考
BASE(ベイス)日本国内では先駆けとなったネットショップの作成サービス。統合モール(PayID)あり。
STORES(ストアーズ)主にインスタグラムで商品紹介がされている。BASEで作成したショップと連動しているものが多い。
COLOR ME(カラーミー)統合モールはないが、親会社が同じminneのショップと連動しているものが多い。

たとえば、BASEで作成されたネットショップには、仕様上「特定取引法に基づく表記」のページが必ずありますが、販売者による入力がない場合「BASE株式会社」の連絡先がデフォルトで表示されるようになっているため、これを「個人情報の隠蔽(=アリエク転売の可能性あり)」の判断材料として用いる事ができます。また他の作成ショップでも、
・「ABOUT」などのプロフィールページに連絡先の記載があるか。
・「商品配送について」の欄にアリエク転売と思わしき(発送までかかる日数)記載がないか。
購入前に必ずチェックしましょう!


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